見始めてからモノクロverを選んだことに気がついた笑笑
あまりにも自然すぎて途中モノクロなの忘れて、明るいシーンとかは、頭の中で勝手に着色していたような気がする。
モノクロverしか見てないけども
地下のシーン、半地下の家、洪水のシーン、車の中でのシーンはカラーに増して重みがある見え方をしたんじゃないかなと思う。
明るいシーンは頭の中で勝手に着色されるし、暗いシーンは色がないせいでさらに重たく感じ、コントラストが効いていてわかりやすかったし、見ている人がそれぞれ感じるものも多かったんじゃないかなと思ってる。
とても面白かった！
けど、なぜパラサイトがこんなにヒットしたんだ！？
他にも素晴らしい韓国映画はたくさんあるのになぜパラサイトだったのかはなぞ笑笑
番人受けしてるからもっと違う結末なのかなぁとか思ってたけど、終盤になるにつれて、どんどん猟奇的なストーリーになり、そこは意外でした。
社会的格差をリアルに、また面白さも交えて最後まで進めていくのかと思いきや、残酷なラスト。ラストの、未だ現実しない、父親に向けての息子の回想シーンもなんだか切なかった。
リアルすぎない表現に持っていったことが、見ている側を飽きさせず多くの人にウケたのかもしれないですねぇ。リアル過ぎると韓国映画って大体ミニシアター止まりだからさ。私は、そのすっかすかのミニシアターで見る韓国映画が好きなんだけどね笑笑
それにしても、真っ黒な大洪水の中、トイレで一服するパク・ソダムの貫禄は見事であった。美術の先生もなんだか似合ってた。パク・ソダム、白黒が似合う！
半地下の家族は貧しくても、なんだかあったかく見えたけど、地下のあの2人、(元家政婦とその夫)は愛し合っているのだろうけど、なんだか依存が見えて、気味が悪すぎた。怖いし、気持ち悪かった。それだけ素晴らしい演技だったってことだ。
