吉永小百合がとにかく本当に綺麗。色んな表情を見せてくれて、それだけでもうお腹いっぱい。
周りの役者も一つ一つが丁寧で、見応えがあった。
けれども、お話は少し盛り込みすぎた感が。様々な形がある“在宅医療”を見せるには良いのかもしれないがもう少し絞ってもよかったかも。
とは言え、“患者とともに医者も成長する”というよくあるテーマをシンプルに射止めてて良かった。
あのラストはちょっと…どうだかね。
須く待ち受けてる“死”に対して、本人の意見がどうなるのか、どうすべきなのか、色々と考えるきっかけになる一本だった。