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いのちの停車場のkkbbrkのレビュー・感想・評価

いのちの停車場(2021年製作の映画)
3.9
『いのちの停車場』(2021)

長年にわたり大学病院の救命救急医として働いてきた白石咲和子は、ある事情から父・達郎が暮らす石川県の実家に戻り、在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤めることに。これまで自分が経験してきた医療とは違うかたちでの“いのち”との向き合い方に戸惑いを覚える咲和子だったが、院長の仙川をはじめ、診療所を支える訪問看護師の星野、咲和子を慕って診療所にやって来た元大学病院職員の野呂ら周囲の人々に支えられ、在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見いだしていく。(映画.comより引用)

決して他人事とは思ってはいけない"在宅医療"。残念ながらきっと今後は需要が消極的な理由で増えていくことでしょう。

そうなった場合に、白石が直面した課題に誰しもが一度は通るはずです。仙川先生の言うとおり、少なくともこの国では犯罪です。

それをわかってもなお、手をかける人がいる。その現実にも目を向けなければいけません。

近頃はこういった映画が増えて気がします。PLAN75然り。少子高齢化で高齢人口が増え、生き方も多様的になった今だからこそ訴えるべき内容ですね。

2023-463
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