ゾンビ映画も外出自粛の時代なんだね。
しょっぱな、四千頭身の後藤似の主人公が薄いあずき色の服を着るというミラクルが起きて驚いたけど、ストーリーは"前半で畳み掛ける"ことも無くヌルリと進み、正直物足りなかった。
OP映像は『来る』、映画全体のノリは『アイアムアヒーロー』、オチは『ゾンビ』みたいな感じで、どこかで観たことあるもののツギハギ感が残念だった。
「主人公が精神的に追い込まれて家を出る→やっぱり冷静になって何とか帰る」のくだりはアホすぎて萎えた。
ゾンビの耳が異常なまでに良かったり、誰とも会わない危機的状況なのに毎日ヒゲ剃りはちゃんとしてたり、廊下にある大きな観葉植物が枯れなかったり、細部の適当さが気になった。