フェーズごとに各年代に移り変わり、人物や時代の様々な変化を描くストーリーですが、まず脚本の構成がダレるポイントがなく素晴らしいです。
そしてなんといっても俳優陣の演技力が凄い!!
胸を打たれる演技とはこのことですね。
ハッピーエンドではないけど、社会的にもそうあるべき話だし、それがリアルかなと思いました。
悪は悪であるという正しい倫理観のもと考えられた作品だと思います。
ただ、見終わった後に嫌な気分になるようなものではなかったです。
特に綾野剛さん、舘ひろしさん、市原隼人さんの演技がセリフの1つ1つに魂がこもっていて最高です。
作品の傾向的にどうしてもバイオレンなシーンもありますので、大丈夫な方は是非名優達の技をご覧頂きたいです。