だいぶ前ではあるが「オーファーザー(マイスコア1.8!)」の監督さんということで、嫌な予感はしていたが、最後まで楽しめる内容だった。
いわゆるなヤクザ映画ではなく、時代の変遷をキーとしており、それがとても新鮮。
出てくる演者すべて良かったが、やはり主役の綾野剛。これまで作品に恵まれていない感もあったが、この作品の悲哀感がすごくマッチしていて、とても良かった。
磯村勇斗も、今どきの子っぽい乾いた感じと感情的な両極を巧みに演技していて素晴らしかった。
鶴瓶の息子さんの駿河さんは、「いや〜な感じ」が上手い!
「ヤクザと家族」一見あれなタイトルだが、観たあとはこれ以外考えられないタイトルだと思った。