令和版「ゴッドファーザー」?
もっと生々しいヤクザの“今”
想像通り“男の哀愁”好きな私には堪らない映画だった。舘ひろしがモテたの凄く分かる。落ち着いた男の雰囲気有りすぎ。ダンディが過ぎる。
ヤクザは時代遅れ。でもその中で男を貫いて生きていかなきゃ行けない男たちの矛盾した葛藤が物悲しくてなんとも見ていられなかった。
たまにある真上からのアングルが印象的で登場人物が自分を俯瞰している様な、こちらも人の人生を覗き見ているかの様な感覚でストーリーに合ってた。
これは不良高校生とかに見せたらヤクザになるのだけはやめようと思いそうな教育ビデオでもあるのでは。
綾野剛の演技はもちろん、
エンドロールに流れる“舘ひろし専属ヘアメイク”と言うパワーワード
血まみれになるノースフェイス
ギラギラした磯村勇斗の目
全部良かった。