このレビューはネタバレを含みます
とても壮大で、、！まとめるのが難しい、、！
どんなことがあっても人を殺めるのは駄目というのが前提だけど、柴崎さんに助けられ（？）てから、自分を犠牲にしてでも家族を守ろうとする芯の通った山本さんを格好良いとさえ思えた。
山本さんが翼くんより先まわりして2人を襲撃したラストの山場は、柴崎さんが山本さんを助けた冒頭の方にあったシーンと自分の中で重なったのだが、まるで血は繋がっていないのに家族として繋がっていくようだった。ラストで翼くんとあやちゃん？（山本実の娘）が会話するシーンは、家族のような繋がりを感じた。
そのシーンのいっそんの表情が、それまでの翼くんのギラついていたそれとは全く別で、山本の死やその直前の行動が彼を変えたのだというのがわかるとても温かい顔をしてた。
そして何より、綾野剛が最早演技というよりも山本という人物そのもので、心をひっちゃかめっちゃかにされた。映画でこんなに感情をめちゃくちゃにされたのは初めて。エンドロールで落ち着く予定だった涙が、劇場が明るくなっても溢れてしまって恥ずかしいくらいだった😂これは私だけかもしれん（笑）劇中泣き過ぎたことでエネルギーを大量消費してしまいすごい疲れた（笑）
予告見てた時は全然観る気なくて、フィルマークスの評価が高いからみてみようかなっていう興味本位でみたのだけど、2021年映画館初めとして相応しい作品だった！観れて良かった。フィルマークス様様です。
