このレビューはネタバレを含みます
素晴らしい作品でした!
最初はヤクザはヤクザでも"家族"の絆や
男の美しさがあり、ヤクザの気高さが光っていたように思いました。
しかし、この映画は安直にヤクザを綺麗なものとして扱っているわけではありません。ヤクザ=悪という考え方は未来永劫変わらないでしょう。後半はその悪のイメージ、変わってしまった"家族"達との関係に
理解を示しながらも不器用な主人公の苦しみが感じられました。
ヤクザに感謝を示し、恩義を感じるも、そのヤクザであることに後々、首を絞められることになってしまう抗うことのできない運命に苦しむ主人公の生き様に感動しました。
主演綾野剛はハズレなしと言われてもおかしくないような素晴らしい演技でした。
主題歌
millennium parade「FAMILIA」のMVを見て再び感動しました。この映画に出会えて良かった!