このタイプの映画は初めて鑑賞したかも。
ポスターに書いてある通り、年代ごと3場面に区切って描いている映画。
ヤクザの衰退を見ていくのが人の老いとか悪い人になっていく過程とリンクしているのが見ててしんどかったな…。
普通の人も医者の家系や教師の家系があるように反社の家系に産まれちゃったから反社に関わってしまうのはどうしようもないのかな。繁栄してた時は良いけれど衰退してからどこにも居場所がなくて、その上「あなたさえ戻ってこなければ」「兄貴さえ戻ってこなければ」って言われるのは悲しいよな。
この映画は今の自分が正しいかも分からないし、何が正しいのか分からないなって思わせる作品だった。
綾野剛はもちろん、市原隼人、磯村勇斗くんが良い味をかなり出していました!そして舘ひろしさんの演技力・迫力はエグいですね…。本当にいそうだもんねああいう人