このレビューはネタバレを含みます
昭和から令和にかけてのヤクザ映画。3つの時代を描くので、全体的に長めの映画。暴対法になってからのヤクザを描いた映画は初めて観た気がする。
鑑賞後にやり場のない気持ちになり、切ねぇ〜ってなる。イケイケ市原隼人からの、絶望市原隼人への変化が辛い。兄貴を刺してもどうにもならないのに…やり場のない悲しみ…。そして水中に沈む綾野剛…。切ない。みんな、SNSで勝手に人の素性をバラすのはやめよう。
でも、ラストの磯村勇人の「ちょっと話そうか」でグッとくる。いい。
舘ひろしがかっこいい。本当に。とても。かっこいい。1人で演じてるのかと思うくらい、現役バリバリ組長〜病気で弱ってる様子が自然。
俳優さん達の演技に心揺さぶられる映画でした。