たろさ

リーサル・ストームのたろさのレビュー・感想・評価

リーサル・ストーム(2020年製作の映画)
2.5
プエルトリコをカテゴリー5のハリケーンが迫る。警察官のコルディーロ(エミール・ハーシュ)とペーニャ(ステファニー・カヨ)は住民を避難をさせる為にマンションへ来た。ところがそこに強盗集団もやってくる。


閉鎖空間での主人公グループと強盗犯たちの戦い。主人公グループにチームとしての一体感が感じられなかった。強盗犯たちがバンバン仲間内で勝手に争い味方同士で殺し合う。主人公グループがチーム一体となって対抗する構図が見たかった。
コルディーロのトラウマや老人(ホルヘ・ルイス・ラモス)のある秘密等があまりうまくストーリーに絡んでいない印象。
強盗犯たちが単体で主人公グループと出会って戦うの繰り返しで単調。強盗犯は結構弱い。
メル・ギブソンは元警察署長のレイ役。頑固で口が悪い嫌味なおっさん役がよく似合う。
主人公が銃を咥えて自殺を考えている素振りを見せるのは「リーサル・ウェポン」オマージュかなと思ったがそんなことはなかった。この映画の邦題「リーサル・ストーム」は明らかに「リースル・ウェポン」を意識している。
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