芋

太陽がいっぱいの芋のネタバレレビュー・内容・結末

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

まず、アランドロンの顔がかっこよすぎる。とんでもない悪党だったが、たしかにフィリップを殺したくなる気持ちもわかる。マルジュの可愛らしさもよかった。フィリップとトムの関係性に妬いている様子もあった。フィリップの婚約者であるマルジュが見ても気の合う2人だったのだと思う。そんな相手をナイフ一刺しで殺してしまうのだからトムの金への執着というか、フィリップへの殺害欲というものはかなり大きかったのかと感じた。
金のために罪を犯すことはやはりダメ。最後の3分程度で船に糸が繋がっており、フィリップの死体が見つかるというどんでん返しが非常に衝撃的だった。その前までは「最高だ」と何度もつぶやいていた分、この最後の衝撃はより印象に残るものだった。
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