ごはんちゃん

太陽がいっぱいのごはんちゃんのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
3.6
初アラン・ドロン!
少し前にBunkamuraで放映していて気になっていたコレ。美男子アラン・ドロン。笑顔も素敵だが睨みつけるような表情は美しさ倍増。

彼女の機嫌を直すのに画集をプレゼントだなんてさすがおフランス!と、まぁ友人を殺すまでぼんやりした流れだったが、殺してから面白かった。
雑な殺人者かと思いきや手際よく最後の最後まで捕まらないで終わる珍パターンか?と思っていたら…最後の最後、演出が雑。
最後、引き揚げた船体に死体が絡まっていたという終わり方…それなら、もっと深くに遺体が沈んでいる設定で手繰り寄せるとかさ……尺無かったんかな…。死体も雑だよ…

終盤マルジュの心も手に入れたトム、彼女に近づきキスをするのかと思いきや彼女の瞳を見つめながらギターを手に取り彼女に渡す。僕のために歌ってと…一枚も二枚も上手やな。

何が良かったか、挿入曲とフィルムの褪せた色が良かった。