なんでリメイクした?(2回目)
▼前編のレビューはこちら
https://filmarks.com/movies/91009
さて、後編もまたやばいですね。
宇水の登場シーンは斬新かつ驚きでしたが、オリジナル以上の咬ませ犬感。
なんと、斎藤一との対決はありません。
左之助と安慈の師弟対決、ライバル対決に至ってはもはや師弟としての描かれ方はなく、「二重の極み」も左之助が習得することはありません。
唯一良かったのは動いていない時の蒼紫。動いていない時はホントにかっこいいんです。なのに動き出した瞬間に顔が歪む。カッコ悪い。
何度も言わせていただきます。なんで作ったの?一生懸命アニメーターの方々は描いたのかもしれませんが、素人目でも上手いとはちょっと言えません。
そして蒼紫も咬ませ犬感。本来の操視点で描く物語というコンセプトがありながら、蒼紫と剣心の対決はあまりにもあっけなく、決着の仕方のせいで蒼紫のカッコ良さが損なわれてしまいます。
薫「みさ…お頭」
増髪「みさ…お頭」
近江女「みさ…お頭」
なんなの?このギャグ。。
Filmarksでは「追憶編」や「星霜編」のデータはないようなので、それぞれの細かなレビューはできませんが、特に「追憶編」は傑作と言えるぐらい素晴らしい出来。
さらに賛否は分かれるとしても「星霜編」はアニメるろ剣の物語に上手く終止符を打ちました。
だからこそアニメで改めて劣化版のような焼き直しのシリーズを作る意味合いが全く理解できません…。
※2021年自宅鑑賞84本目