薄

海の上のピアニスト イタリア完全版の薄のレビュー・感想・評価

2.9
監督トルナトーレ、音楽モリコーネというお馴染みコンビの作品。この完全版はインターナショナル版より50分近く長いらしいが流石に冗長だったかな。インターナショナル版を見てないので完全版だけが冗長なのかインターナショナル版も冗長なのかは分からないけども……。

長いことを除けば映画事態は悪くない。嵐の中でピアノを弾くシーンやレコードに録音するシーンなんかは、このコンビならではの映像と音楽の好マッチで印象に残る(対決シーンは早弾き対決みたいになってて残念)。

1900は無数の未来に怖気づいたように見える。ありがちな映画だと1900を説得する展開になりそうだけど、そうしない(事に説得力を持たしている)のが良かった。
薄