りゅか

海の上のピアニスト イタリア完全版のりゅかのレビュー・感想・評価

3.7
アメリカだ!🗽

📕あらすじ📘
1900年、大西洋上を行く客船の中で機関士ダニーは置き去りにされた赤ん坊を見つけ、生まれた年にちなんで“ナインティーン・ハンドレッド”と名付ける。1900は船内のダンスホールでピアノを聞いて育つうちに驚くべき才能を発揮するようになる。

オススメ度:❤︎❤︎❤︎❤︎♡、4.0
自己スコア:❤︎❤︎❤︎♡♡、3.7

⭐️レビュー

船が家でもいいじゃない映画🎞

豪華客船の中で生まれ、
生涯船を降りることのなかった
ピアニストの物語

過去と現在を繰り返しながら
1900の話を語っていく。
音楽が素晴らしく
ピアノの音色が心地よくて🎹
子守唄みたいだから、
⚽️日本🇯🇵vsクロアチア🇭🇷見て
寝不足なのもあって
ちょっと眠たくなった。
横になりながら見てたら寝てたかも。

出生届も出さず、戸籍もない、
この世に存在しない1900。
船内で皆に見守られながら
スクスクと育ち
誰に教えてもらったわけでもないのに
ピアノが弾けた天才。

嵐の中ピアノがコーヒーカップ☕️のようにくるくる回りながらの演奏が素敵。
船酔いも治りそう。

ピアノ対決のタバコ🚬の使い方も良い。

一目惚れして優しい音色になるのは
良いなぁと思ったけど
その後忍び込んで……アレは怖い笑

いざ降りるってなった時に
たった1人で旅立つ勇気。
大人でもずっと船内にいたら怖いし
自分なら1人じゃ無理だから
誰かついてきてって思う。

彼の音楽は聴くもの全てを魅了した。
もし降りていたら、存在していたら、
世界的ピアニストになっていただろう。
そんな、もしもの
別エンディングもあれば見たかったが
これはこれで良いラスト。

結末は賛否両論だが
彼の決断に敬意を表する。

1900から見て自分はどう映って
どんな音楽になるのか弾いてもらいたい。

あの廃船の中でどうやって生きてたの?
りゅか

りゅか