とても印象的なショット×めっちゃナイスな登場人物達によって、最高にグッとくるシーンが数えきれない程のつるべ打ち状態で、観賞後放心するレベルに最高でした！
序盤の良家の人々・地方暮らしの人々双方の、それぞれの持つ嫌ぁなバイブス満載の会食とか宴会。そこに通底する様々な立場の女性に対する抑圧の恐ろしさ・最低さ。それぞれの立場でそれぞれの苦しみがあるという、当たり前だけれども重要な視点。色んな立場の登場人物に対しての寄り添い具合が絶妙なバランスでもあって、めちゃくちゃ凄いと思いました。
最終的に"今日何があったか話せる存在がいるだけで幸せ。だけどそれが難しい"と、門脇麦さん演じる華子さん・水原希子さん演じる美紀ちゃん両方ともがナイスな親友と共に生きる、という着地も絶妙だし最高。仲間 is 大事。
美紀と親友さんの最高の2ケツシーンが個人的にはベストに最高でしたが、土を弄る幸一郎a.k.a高良健吾さん、橋の上を歩く&手を振ってみる華子さんと、最終的に一人向こう側の世界に残されてしまった(それなりに良いヤツだっただけに)切ない幸一郎も可哀想ではあるけれど良かったです。
東京タワーの見え方・映り方の差異もとても印象的でした。
しかし、いくら家柄が良いと言ってもお見合いとか合コンで最低な相手と巡り会う事もあるんですねー。皆それはそれで、それなりに苦労しているんだなー。
