アリー

あのこは貴族のアリーのネタバレレビュー・内容・結末

あのこは貴族(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2021年3月7日@新宿武蔵野館

良い映画でした。「花束~」「あの頃。」「あのこは貴族」の3本が関連しているような感じがして。

勧めた映画なんか見ていない幸一郎と華子は、それこそ「花束~」カップルの正反対。
でも「花束~」の新潟出身の彼と、大手広告代理店勤務の親の東京育ちの彼女は、「あのこは貴族」の東京と富山の対比と階層格差につながる。

徹底的に階層とシスターフッドを描く「あのこは貴族」と一切背景を描かずにホモソーシャルだけで突き進む「あの頃。」。「あの頃。」はライブハウスで2人勤めても、2人だとちょっと他人行儀。
「あのこは貴族」と「あの頃。」の背景の「橋」の使い方がどちらも良い。

あと富山と言えば「はりぼて」っていうドキュメンタリーが去年あって、あれも美紀側の背景として参考になるよね。
アリー

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