どんな階層を生きていても良いことも悪いことも同じように起こる。
でも最終的にそれを話せる相手がいればいいのではないか。
基本否定しない華子さんが、
夫の頭ポンポンを拒絶したシーン良かった。
きっと…
流れる空気は好き
圧倒的に埋められない都会と田舎の差
静かにそそり立つ壁はどうすることもできず、誰も超えることもなく、そこはリアル
ラストシーンは穏やかに終わる現実味がないけど、それもまた圧倒的都会…
地方出身の美紀が放つ
「地元の友達は親の人生をトレースしてる」
「あなたの世界とわたしの地元、似てるね」
という何気ない一言が、強く胸に刺さった。
地方から上京すれば、環境を変え、自由に羽ばたく道…
ぼんやりイメージしていたより、ずっと良かった。シスターフッドの話だ。タクシー移動ばかりしていた華子が自分の足で歩いて移動すると対岸(ではないけれど)で“彼女たち”と手を振りあうこともできる。友人でも…
>>続きを読む少し前に原作小説を読んだので映画も見てみた。
比べちゃうとアレだけど、原作の方が少々毒っぽさがあったのと、原作での結構重要なシーンがなかったので、個人的には少し物足りず。
ただ、原作よりもエモさ…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会