やっぱ階級ってあるよね、この世の中。
「普通」なんて生まれや育ちで千差万別、
この言葉の意味の無さを知る事ができる物語。
個人的にドギマギしたのが
庶民(こんな言い方イヤやけど)が自宅で
作った温かい飲み物を、普段から
高級ホテルでロイヤルミルクティーとかを
日常的に飲んでるお嬢に出したシーン。
あれを飲んでる時、なんか緊張した。
味覚から違うからなぁ、上の方々は。
恐ろしい事にこの映画には悪人と呼ぶような
人は全く見当たらなかった、という事。
なのに生まれるこの曇った空気よ。
常日頃からこの世に存在する
不条理を感じれるなかなかの傑作。
静かに物語が進んでくのがええわ、
よくある絶叫シーンとか無いのもええね！
(藤原竜也に謝れ)
