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あのこは貴族のTAKAのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
3.8
本年の邦画ベスト10に確実に入るだろうと言われているこの作品を観賞。

東京生まれ東京育ちのお嬢様と地方出身の女性がある事をきっかけに出会ってしまうお話。
最初見る前はお嬢様を水原希子が、地方出身者を門脇麦が演じると思ったら逆で
あれ~大丈夫かと思ったのも一瞬、 高良健吾も含めてこの3人の配役がこの映画を成功に導いた最大の要因だと思います。
海外に住んでいると格差というものを身近に感じるものの、日本に住んでいるとなかなかわかりずらいこの格差という物を、この監督細かな事柄を丁寧に描くことで鑑賞者にその事実を突き付けて、主人公二人に同時に感情移入できるように誘導してくれます。最後には二人共幸せになって欲しいと願わずにはいられなくなる良い作品です。

ただちょっとラストは甘いかな〜って
思っちゃうのは男目線で見てるからですかね?
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