係長心得

あのこは貴族の係長心得のレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
4.2
「内部生と外部生」、「田舎と都会」、「一代と代々」、そこら中にある格差を描く人間ドラマ。

正月は一家揃って、毎年ホテルで会食。

毎年、夏は軽井沢の別荘で過ごす。

三姉妹に1人ずつひな壇を飾る(笑)。

代々の代議士一族。

「松濤」という地名すら、知らなかった自分がいかに田舎者であるかを再認識😅

「でも私たちってそうやって育てられてきたでしょ。」

「東京って住み分けされてるから。違う階層の人とは出会わないようになっているんだよ。」

歴然と住み分けされている世界を見事に表現。

上流社会も因襲に縛られている。

田舎は衰退による閉塞感に支配されている。

田舎の同窓会の土着感と閉塞感がいかにもって感じ。地元富山の土建屋3代目の石井君、マジでそこいらにいそう🤣

全編にわたり、とにかくディテイルが凄い❣️

あるあるネタや、名セリフのオンパレードで、とても2回の鑑賞では覚えきれません😅

地元富山を飛び出して、大都会に立ち向かう2ケツの自転車🚲、数あり二人乗りシーンの中でも格別に沁みるものがありました😭

タクシー移動🚖を卒業して、フィアット500を自ら運転するお嬢様も素敵でした🌟

前年の邦画ベスト級なのは、間違いありません。私の中では、この年の邦画ベストです。

リアリティを体現する演者も皆、素晴らしいです。

遅ればせながら、原作を読んでみます。