バタコ

あのこは貴族のバタコのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
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松濤のお嬢様がどんな生活をしているのか興味があったのでおもしろかった。3姉妹でもあり、細雪のようで、着物もすてきだった。
古い価値観が基盤になっているが、現代の貴族と言える人たちがいるとしたらIT関連大企業の創業者かなんかだろうし、今の通信系では田舎・都会とか関係ないし、人の移動も東京・富山間は新幹線で快適な環境で2時間15分もあれば。隣県に行くより近い。近すぎて、出張はほとんど日帰りと聞く。
この作品が人々の共感をよんでいるのであれば、過去に蓄積された劣等感を共有できる人がとても多いのかもしれない。
今や、慶応大学を卒業したからとか、医者だから、という理由で安泰という時代ではないと思う。
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