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あのこは貴族のshiorimのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
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こんなひといるかよ!のオンパレードでした。
登場人物の描写がお嬢様、とかお坊っちゃま、とか田舎娘に対する偏見あるいはこうあってほしいという希望のように感じました。各シーンやたらとだらだら丁寧で、わざとらしいセリフも棒読みで、隣で母親が何度も寝落ちしていました。
お嬢様だからってジャムをわざわざ人差し指で食べないし(階層関係なく汚すぎ)、田舎娘で高校時代のジャージを部屋着にしている人はいない(現実は毛玉の付いたスウェット上下)と思います。これ見よがしに作り込んだわりにあまりに現実離れしていて最後まで無理やり見ました。最後に政治家の息子がもう少し自分の道を切り開いていくような希望のもてる描写があればよかったのになー。あの終わり方じゃあの映画の中の日本は没落まっしぐら、、、
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