あのこは貴族のいいかげんに寝ろのネタバレレビュー・内容・結末

女を分断する価値観がとっぱらわれてるから、どっちの生き方を支持する！という気持ちにさせられることもなく、そこがよかった。

「華子が俺と結婚したのと一緒だよ」
と言われたときの華子は、自分が当たり前に選んできた生き方を急に言語化されてぎくりとしたのか、それとも最初に恋のわくわくはあったわけだからそんなことを言われたのがショックだったのか、いや、その両方だったのかな。
意外と似たもの同士の2人が歩み寄る方法はなかったのかな、と少し考えてみたりした。