あのこは貴族の浦野いすのネタバレレビュー・内容・結末

演出の部分に好きな所と嫌な所が同じくらいあったんだけど、全体的な話の内容、取り扱ってるテーマや配役が凄く好みだったので結果大好き。




序盤の家族で食事をするくだりだったり、特に貴族と言われてる人々の会話シーンに若干の演技っぽさが見え隠れしたりしているように感じてそこがどうも気になった。特に華子の友達のバイオリン弾いてる人の会話が、視聴者に対して分かりやすいよう説明的な台詞があるような感じがして、そういう部分が嫌だった。
貴族らの演技が演技臭く見えるのも上の層と下の層との差をつけるための演出の可能性もあるけど、如何せん好みではなかった。

逆に下の層の生活感の演出は凄い細かくて良かったなぁ。自分が東京の裕福層の人間ではないから、シンプルに共感出来なかっただけの可能性もあるが、もしそうだったら悲しすぎる。



後半の華子と幸一郎の距離感の感じとか個人的に大好き。



終わり方があまりに明るいハッピーエンドすぎて逆になんか少し不安な気持ちになったので、もっとなんかちょっとくらい解決出来てない問題残しといて欲しかった。