Reno

あのこは貴族のRenoのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
5.0
噂はかねがね聞いていたけど、今になってついに見たら想像の何倍も刺さる内容で、予想外に食いついて見ちゃった

私は東京生まれ東京育ちの貧民なので、狭い社会の地方から抜け出す気持ちだけは分からないけど、それでも同じ庶民として上流階級との違いみたいなことは散々考えさせられてきたし、23歳の今もやっぱりそれは常に付き纏ってくるイシューだから、この作品はすごく痛気持ちいい感覚で絶妙だった

私もたまたま、港区の国際的なセレブキッズと接するバイトをしていて、これまで、まだ幼児さんなのにみんな自分の何倍も、色んな経験して色んなところ旅してて色んな習い事してすごいな… 信じられないな… って思うことが多かったんだよね。そうでなくても10代を超えてくると、高校大学と進むにつれて、経済的格差を色んな人との関係性の中で考えされられるし、社会を生きる中でも、そういう面がより鮮明に見えてくるからね。

水原希子が演じた主人公と親友の関係性も素敵だった。一緒にビジネスやろうって誘われた時に言う「ずっとそう言って欲しかった気がするから」って本当感動的で美しいセリフ。こんなセリフ言える相手が欲しい、、!笑
Reno

Reno