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あのこは貴族のなのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
4.0
東京と田舎、金持ちと一般家庭、男性と女性とかを過度に二極化して対立させずに、美化も醜化もせずリアルに描いててよかった。田舎から努力して一般で慶應に入った美人な子も、都内の女子校育ちで何不自由なく生きていた子も、超名家の跡取りとして育てられてきたイケメン慶應内部生も、みんなそれぞれに生きづらさがあって完璧な悪者なんていなくて。水原希子のセリフの「どこで生まれたって最高って日も泣きたくなる日もある。でもその日何があったか話せる人がいるだけで充分じゃない?旦那さんでも友達でも。そんな人って案外出会えないから」ってセリフすげぇよいね。理想のフェミニズムってこういう女の人たちの事を指して語るべきだと思う
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