タミー・フェイの瞳のTatsuのレビュー・感想・評価

マイケル・ショルウォルターの映画は良くも悪くも卒がない感じがいつもする。オープニングのスプリットスクリーンや、狂気的なジェシカ・チャスティンの踊りや歌に時間経過を表現するために忙しなく挿入されるモンタージュなど、映像で遊んでる感じはあった。救いの手が差し伸べられるとすかさず後光が刺す演出も笑う。ジェシカ・チャスティンは確かにオスカーノミネートされるだけのパフォーマンスだと思うけど、それよりも何よりもアンドリュー・ガーフィールドが自分のポテンシャルを活かしすぎてる役でズルい。