biwacovic

イングリッシュ・ペイシェントのbiwacovicのレビュー・感想・評価

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これはこれで悪くないのかもしれないが、小説にあったまるでモルヒネにやられたような詩的散文が喚起するムードは感じられず、さらにはキップとハナは傍流に追いやられ、重要な最終章も省かれ、イギリス人の患者とキャサリンのメロドラマが主旋律になっている。繰り返すが映画として悪くないと思う。しかし映画を見てからでは原作を読もうとしなかったと思うので、小説を先に読んで良かったなと。
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