フンボルトペンギン12号

奈落のマイホームのフンボルトペンギン12号のレビュー・感想・評価

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)
4.0
コメディ風味のディザスタ映画

脱出口が上にあるというところから雰囲気ポセイドンアドベンチャー(特に終盤)

こういう孤立無援の極限状態の映画って悲壮感が強かったりいがみ合いが起きたりしてギスギスしがちだけど、この映画はリアリティラインをそれほど崩さずにコメディ要素を入れていたりして観やすい
それでいて悲劇的な描写も逃げずに入れているところも好感が持てた
下の階の住人の描写がもう少し欲しかった

兄貴の最初の印象が最悪だった分、わりといいやつで良い。
騒がしいおばちゃんも参加していればと思う反面それはそれで喧しくなりそうだからこのバランスでちょうど良かったのかも