Harigane

茄子 アンダルシアの夏のHariganeのレビュー・感想・評価

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)
3.6
<あらすじ>
スペインのアンダルシアにて。
世界三大自転車レースの1つ『ブエルタ・ア・エスパーニャ』が開催され、ペペはチームの一員としてレースに参加するも、レース中にスポンサーがペペの契約を解除しようとしている話が漏れて聞こえてしまう。
また、レース当日はペペの兄アンヘルがペペのかつて想いを寄せていたカルメンとの結婚式が挙げられている。
様々な思いを断ち切り、ペペはレースに自身の全てを懸ける・・・

<感想>
スタジオジブリを彷彿とさせる画のタッチが気になった今作💫
今作の高坂希太郎監督がジブリ作品の作画監督として参加しているとの事で納得しました😁

47分と短い尺ですが、大半は自転車のロードレースのシーンとなっており、レースの臨場感や選手、チームの心理戦にリアリティを感じさせてくれます🚴‍♂️🚴‍♀️
レースシーンが大半ながら、ペペとその周りの環境との関係も劇中でさらっと説明されます✨

ペペの兄アンヘルは自転車選手としてはペペよりも優秀で期待されていながら、兵役に行っている間にペペが実力を伸ばして追い抜かれてしまう。
一方ペペはカルメンと恋人関係にありながら、兵役に行っている間にアンヘルに恋人のカルメンを奪われてしまう。
なかなか遺恨を残しそうなエピソードですね😳

そんな兄アンヘルとカルメンの結婚式が行われている当日のレース中にクビの通告が💧(スポンサーが無線を切り忘れて会話していた為ペペに丸聞こえ・・・)。
そんな状況でもペペは諦めることなく、全力を出し切ることを決意する🔥
どん底からの男の生き様はとてもカッコよかったです😄

レース終盤の迫力は特に凄かったです💫
緊張感が伝わってくる、素晴らしい映像でした🌈
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