尻切れトンボで公開は高畑勲でもしたことないぞ。
調べてみると原作者が死去により未完だいうことで、もしかしたら原作もこのような終わりかもしれない。
だとしたらそんな原作を映像化しようとした企画 宮崎駿の責任です。
吾郎 まじ奴隷。
吾郎が好きな高畑勲「赤毛のアン」を宮崎駿っぽく演出してるのが無理がある。
吾郎は「コクリコ」を見てわかるようにいわゆる自然主義的な作風なのに宮崎駿のアクション主体の演出で今作を作っているのが気の毒で仕方ない。それなのに家の中でしか映画は展開しないし、そんなに動かないCGなのが悪循環で映画を棄損していく。
なのに冒頭のカーアクションで黄色の2CVとわざわざ「カリオストロ」オマージュをするから宮崎駿と比較される。
黒猫に薬を葉っぱで包むなど、宮崎駿オマージュがもう居た堪れない。