セイラ

最高の人生の見つけ方のセイラのレビュー・感想・評価

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)
4.0
余命を知っていたら手始めに何をするかしら、
どこに誰と行くかしらって考える映画。
簡単に言えばたまたま病室が同じになったおじさん2人の楽しい余生の旅。
人生の優先順位を顧みるには十分な97分。

お金があるからできることばかりなんだけれどそう言ってしまってはロマンがない、ナンセンス!
確かにお金持ちのお遊びではあるけれど、月に行ったよ!とか不老不死になったよ!とか明らかに無理だろうという夢物語はないから観ていてとっても楽しい。
わたしは余命を知っているわけではないのだけれど、The Bucket Listは作って損はないと思う。希望にかけるなら、大谷翔平選手で知られたマンダラチャートでも良いかな。
人生逃げるのは簡単だから、やりたいことは今把握しておく方がずっと楽しい。

印象的なのは、コーヒー。コピ・ルアック。
『かもめ食堂』のおまじないははったりだって改めて気づいてしまったけど、毎日を楽しむにはそういう思い込みって大事。ジャコウネコの排泄物だって知らないことも大事。(笑)
あと月並みかもしれないけれど、アンジェリカとのこのシーンが好き。
いつか結婚して浮気を唆されてもなんとしてもこのセリフを言いたいから、浮気は一生できそうもないな。
A:She's a very lucky woman.
C:Well, I rather think I'm the lucky one.
そして秘書がさいっこうにすきでした。

‐‐‐クロワッサン‐‐‐
prosciutto and melons, some burrata mozzarella and a veal paillard…は勿論トライしたいけれど即日EATALYに行けるわけもなく。
病室で注文していたクロワッサンを。
クロワッサンってバター二回必要なこと忘れて作り始めてしまったので折込用もどちらも無塩バターを使用しました。
あとどうしてもアンジェリカの飲んでいたピノ・ノワールを飲みたくて、KALDIで買ってきて夜に楽しみました。
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セイラ

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