ゆたろと

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙のゆたろとのレビュー・感想・評価

3.0
夫のデニスお爺ちゃんのひょうきんぶりが好き!帝国の逆襲のひょうきんヨーダみたいだった。

はい、では本題に入ります。

「アカデミー賞が服を着て歩いている」
その言葉がぴったりな女優、メリル・ストリープ。

この作品では、普通の女性から政治家、そして国のトップへ。さらに認知症に苦しむ老婆へ。
一挙一動から姿勢、発声方法まで変えて演じている。
その全ての演技が、どんだけ芸達者なんだ!と思わせる素晴らしさ。

ただ、肝心の作品内容はというと…いまいち盛り上がりに欠けてあまり面白くない。
政治劇が中心なので仕方ないかもしれないが、ハウスオブカードのようなスリリングな演出で魅せる作品もあるのでもうちょっと盛り上がる何かが欲しかったところ。

マーガレット・サッチャーも、鉄の女というより、頑固なおばさんといった感じ。

とはいえ、メリル・ストリープの演技だけでも見る価値はある。(あと、デニスお爺ちゃん、もとい、ひょうきんヨーダ)
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