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青春の殺人者のatamakitaのレビュー・感想・評価

青春の殺人者(1976年製作の映画)
3.0
あんまりハマらなかった、、

親殺しに対する自責の念が強すぎて錯乱しちゃう青年の話?
昔の方が"親殺し"の罪は重いので、そういう時代観も併せて考えると主人公のイカれ具合に納得っちゃ納得
原作があるようだけど、描写不足の部分も多いのかな?筋が通り切ってない気もする
小心者のくせに支離滅裂に自暴自棄になってるだけの迷惑野郎みたいに見える

車の走行シーン、厭世観とかにアメリカンニューシネマ味も感じながら、ビーチのシーンとか色味にどこかヌーベルヴァーグ味も感じる悪食キメラ映画
ちょいちょい響く感じのかっこいいカットが見られる

若い水谷豊かっこいいけど、演技が荒削り
パンイチで拗ねてるのおもろい

火事のシーン、ガチで火焚いてるよね?
水谷豊があわや火炙りで草生える
他にもクソ危ない撮影敢行してそう

あとはちょいちょい主人公の学の無さが露呈する台詞回しがどこかかっこ悪いんだよな
(すぐ"アレ"って言う)

個人的に太陽を盗んだ男といい、この監督の作品は怪作が多い印象
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