このレビューはネタバレを含みます
各所にマイ・プライベート・アイダホへのオマージュあり。バイク2人乗り、泡風呂、膝を抱える、焚き火、、、。
インタビューで監督が言ってた通り、リヴァーを彷彿とさせるフェリックス・ルフェーヴル、苦悩する表情、見上げる 眼が似ている(特に「旅立ちの時」「リトル・ニキータ」の頃の)。ダヴィドの死後の演技には本当に引き込まれた。数年前出演していたサスペンスドラマでも、美しいだけでなく目つきに凄みがあった。
追記
お父さんの話が出るたびに、ダヴィドの表情がスッと暗くなっていたのが印象的だった。大切な人を失ったダヴィド、彼を支えることができる人が周りにいたらよかったのに、、、と思う。
あと、原作がかなり忠実に再現されていたと思う。監督が原作を大事にしてたことがよく伝わってくる。主人公は原作だともう少し大人っぽい感じだったが…。