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Summer of 85のfernのネタバレレビュー・内容・結末

Summer of 85(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しみにしていたフランソワ・オゾン監督の新作
〈初恋〉を描いていると言っても
もちろん単純なストーリーであるわけがない。
フランソワ・オゾンなんだから、、

切ないけど滑稽でもあるし
哀しいけど怖くもある
美しいけど醜くもあるし
万華鏡の様に様々な模様が見える

それがこの監督の映画の魅力だと思うし
この映画もそうだった。

ダヴィドと一時的にでも関係を持ったケイト
でもダヴィドを失った後、話していると1番心が安らぐ存在になる。

この関係は〈彼は秘密のおんなともだち〉
を思い起こさせる。

オゾン監督の作品はまだ4作品しか見ていないけれど、ラストはいつも希望を感じさせてくれる。

でも、この作品に関してはその部分に少し不満が残りました。

(ヨットで海を駆ける少年たちの姿は、〈太陽がいっぱい〉のアラン・ドロンを思わせる、と新聞の映画評にありました、名作へのオマージュ。
私も、その場面で太陽がいっぱいのアランドロンを思ったので、やっぱりだったんですね)
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