お酒飲んでワーっと騒ぐようなポップな内容かと思ったら案外シリアス
偉大な作家や政治家が飲酒しながらの作業で功績を収めたから、論文に結果を残すから、といった言い訳を作りながら飲み続けてしまい、結局はアルコール依存症に繋がっていくのがお酒の怖さだと感じた。
お酒に頼りすぎることで自分の周りの大切なものはすべて無くなってしまうことがわかりやすく描かれている。
お酒がもたらすものは良or悪なのかは飲み方によるけど、決してお酒を全否定している内容ではなく、お酒の失敗から新たな楽しみ方を知っていく物語のように感じた。
最後のマッツは最高にカッコいい。最後がほんとに好き。爽快感すごい。
