アナザーラウンドの作品情報・感想・評価

「アナザーラウンド」に投稿された感想・評価

酒飲みには必見、ですが、
呑まない人にはイラつく映画だろうなあ…とも思いました。

私はサイコー!と思いましたし、エンドロール直後「I love this film!!」の一声に続いて拍手が起こった程には、愛されるべき映画だと思います。

その後のQA(プレレコーディング😭)でも監督良いこと言ってた!
“若者に捧ぐ!”と
EDEN

EDENの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

6/16/2021

アルコール、がメインにある映画って、とにかくパーティる映画か、アルコール中毒に関する映画が多い気がするけど、これはどっちでもない。

About the celebration, the balance? Life, kids and adults, and connections.
一

一の感想・評価

3.8
デンマークの名匠 トマス・ヴィンターベア監督作品

「血中アルコール濃度を0.05%にしておくと何事もうまくいく」という、アルコールをめぐる仮説を証明するため、酒を飲み続ける実験に挑む中年教師たちの行く末を描く

今年のアカデミー外国語映画賞受賞作ですが、なんといっても『偽りなき者』のマッツ・ミケルセン × トマス・ヴィンターベアのタッグなんか問答無用で期待度はマックスに上昇してしまうけど、そんな期待を裏切らず本作も非常に素晴らしい作品だった

こっちはアルコールだしがらりと雰囲気も違うけど、どことなくライアン・ゴズリング主演の『ハーフネルソン』を彷彿とさせる

コロナ渦という状況になり、さすがに最近は聞かなくなったものの、大学生が馬鹿みたいに飲まされて命を落とすという事件が定期的に起こっているのが記憶にありますが、一気に飲む行為だけではなく、お酒というもの自体の依存性や危険性はこれまでにも多く語られてきました
それでも世の中にはアルコール依存症という方は大量に存在していて、そんな方々の歯止めが効かなくなり、アルコールに“逃げざるを得ない”過程までもが非常に良く作り込まれている

基本的にはおじさん達が飲みまくってべろべろになる姿をクスッと笑えるというコメディタッチな作品なのだけど、もちろんトマス・ヴィンターベアがそれだけで終わらせるわけもなく…
アルコールを通して浮かび上がる真の人間関係
なにより、笑えるけどいろいろな意味でゾッとするような恐ろしさも見え隠れしてくるから素晴らしい

お酒にと徐々に慣れてしまい、満足できる血中のアルコール濃度はどんどん上昇していくというわかりきった苦しい展開はなるんだけど、やっぱり巧いなぁと思わず唸るほどハラハラドキドキ感も存分に楽しめる見事な脚本

荒唐無稽ながらに依存症映画としても秀逸で、問題提起をしつつも説教臭くもならずに、温かい友情を描いた非常に斬新かつユニークな映画だった

日本の予告では、ただのおバカ映画みたいな酷い作りになっている為、『ワールズ・エンド』や『ハングオーバー!!!』的な酔っぱらい映画を想像してしまう方もいるかも知れませんが、ただのコメディとして観ると肩透かしになる可能性大ですのでご注意下さい

〈 Rotten Tomatoes 🍅92% 🍿89% 〉
〈 IMDb 7.8 / Metascore 80 / Letterboxd 4.0 〉

このレビューはネタバレを含みます

酒の話は興味ないと思って、あらすじを少し読んだら、うう、、私と同じ職業だ。それで、教員に焦点をあてて、観ることにした。
マーチンが妻に向かって、『私はつまらなくなった?』と聞く。この意味はクラスで生徒がマーチンの授業がつまらなく抜け出たり、好きなことをしたりしているのを感じているので、妻のアニカに聞いて見たものだと思った。『マーチン、最初あったときとは変わった』と。

途中で飽きちゃった。だって、歴史の教え方だってアルコールが入っていても、ちっとも面白くない。もっと深く授業ができるというところを見せて。ただ立ち上がって教えられるだけじゃん。

でもここには焦点がないんだよね。なんとかっていう作家か学者の理論を証明したいのよね。

ごめんなさい🙏全部観なかった。
ラストシーンの主人公は流石にいいけど、それ以外あまりにも予想通りのことしか起きなさすぎてうーんとなった。
雅治

雅治の感想・評価

4.1
異色な観点な映画。ものすごく世知辛い話だし、明るいだけで終わる話であるわけがない。後半更に暗い話になるが、ラストのマッツ自身のアレによりちゃんと希望がある話になっている。
デンマーク、試験終わるとみんなめちゃくちゃ飲むって話を思い出した。what a life、この映画のための曲って感じ。いい映画だった。
血中アルコール濃度を0.05%に保つと良いという学説を信じて実験する大人たちの話。
酔っぱらうマッツ・ミケルセンを鑑賞する映画。

正直言って、パリピ状態がだらだら長く、だから何なの?って感じだった…。
そっから堕ちていくのだいたい予想ついたし、言わんこっちゃない。
これがアカデミー賞国際長編映画賞の受賞作かぁ…うーん。
主演がマッツ・ミケルセンじゃなかったらマジで見所がない。
これだったら、「遥か群衆を離れて」「偽りなき者」の方がまだマシ。
TB12

TB12の感想・評価

2.5
色んな賞レースで勝った作品だしそれに主役もマッツ・ミケルセンだしと思って見てみたがなにがそんなに良いのかよく分からなかった。

で結局何が言いたいんだよ?ってのが率直な感想。
別に映画に答えを求めてる訳ではないんだけどさ。

血中アルコール濃度を一定の度合い保つと仕事の効率が良くなるとか言う理論のもとじゃあそれ実験してみようぜ〜と仲間4人で毎日朝から飲み始めるのだがこの設定はまあ良いと思うのよ。

前半はその効果で仕事も家庭も上手く行くって言うお決まりの流れから後半もお決まりのしっぺ返しを喰らう破滅パートと全てがお約束の流れで「で、だから何?」としか思えなかった。

こうなる事ぐらい良い歳こいたおっさん達なら分かるだろと。
それを皮肉ったブラックユーモアたっぷりのコメディなら大好きなのだがこの作品は中途半端にシリアスを入れてくる。

そもそもコメディパートの前半も大して面白くないし酒入ったぐらいで授業が楽しくなって奥さんとも上手くいき出すっておかしいだろ(笑)

だってこのおっさん4人は普段から酒を飲んでて酒の作用を知り尽くしてる訳でしょ。
今まで酒を飲んだ事のない人間達が飲んだら人生変わった!ならまだしも普段から呑んべいの奴らが平日朝から飲んだところでそんな簡単に人生バラ色になるかいな。

もっと根本的な事を言うとオシャレな店でオシャレな格好してオシャレな酒飲めるぐらい社会的地位のあるおっさんらが人生を退屈そうにしてるのがリアリティないわ。

それと後半の破滅して行く展開も安っぽい上に大して深刻でもなくね?感が強い。
依然として住む家も仕事もあるし取って付けたような仲間の死だけでアル中の恐怖を描いてるんだとしたらお粗末すぎる。

いやまあ基本はコメディでアホなおっさん達をただ微笑むだけの作品ってのはオチを見ても分かるのだがユーモアが全く足りてなくて単純にコメディとして楽しめなかった。

じゃ逆になんかしらの教訓を学べる作品なのかと言うとそういう訳でもない。

とにかく中途半端なストーリーで最後のダンスもコメディを通り越した滑稽なコントにしか見えなかった。

いやまさに滑稽な男達を描いた作品だろうからそれは正解なのかもしれないが。

てかそれより一番驚いたのはこの映画を見てなんとなくデンマークと酒に関して調べたら何歳からでも酒が飲める国だと知れた事だ(購入は16歳以上じゃないとダメらしいが)
みーる

みーるの感想・評価

4.5
What a life.暫定今年ベスト。
血中のアルコール濃度を一定に保つとパフォーマンス上がるってことで、実際にトライすると良い影響がたくさん出てきて…と飲酒最高!みたいなノリで突っ走るのかと思ってたら、全然違う、人生をしっかり描いた作品でした。
良いことも上手くいかないことも、アルコールがあっても無くても、全部引っくるめて人生なんだと改めて気付かされる良作でした。
マッツの主演作品は初めて観ましたが、脇で光るタイプかと思いきや、センターにいても輝いててお上手だった。
踊るマッツも観れます。