ヨーロッパのアニメーションは、題材やテーマが大人向けというか、ワザと分かりやすく噛み砕くとかしてない物が多いように思います。
日本に入ってくる物が特にそうなのかもしれないですけど。
この作品もスペイン内戦で、仏へ避難したスペイン人たちの苦境の話です。
この題材に限らず、今の時代でも、このような事態に直面している人々は、決して少なくは無いので、普遍的な側面もあると思う。
よく、実写よりもアニメの方が良く表現出来るとか、現実を直視するのが難しいから採用されるという話も聞きますが、劇中の台詞でも出てくるように、この作品は後者が理由のようですね。
劇中のジュゼップが描く、緻密な絵が印象的でした。
