悠

殺人捜査線の悠のレビュー・感想・評価

殺人捜査線(1958年製作の映画)
3.9
麻薬の密輸捜査物。タイトルからして主に警察視点のクライムサスペンスかと思いきや、ワル視点のシーンが大半を占める意外な作品でした。とにかくこのワル達がとても魅力的なキャラクターをしていて、特にダンサーと呼ばれるワルは若い頃のデニーロを彷彿とさせる顔立ちや演技と、無機質な中に垣間見える凶暴さに痺れまくりました。シンプルなストーリーながら見せ場が多く、演出の巧さが際立った傑作だと思います。
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