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（IMDb 5.9：226人視聴）
うーん・・・
すいません・・・
正直、
”贅沢な個人的好み”
としては、
画が苦手でした。
よく分からないんですけど、
デジタルは・・・
マチエール（絵肌）が
のっぺり感じるので苦手です。
（平面的）
奥行きも感じませんでした・・・
あと、
脚本的に、
言葉遣いが苦手でした・・・
巧いなぁとは、思うんですが。
なんて言うか・・・
岸田國士とか
当時の人の戯曲とかを読んでると、
やっぱり、
足りなく感じてしまいました・・・
とは言え、
黒沢監督の不穏感演出は、
お家芸なので、
いい感じでした。
（風が忍び込んで来る感じとか。
演者が見てるフィルムを見せずに、
演者の反応だけを映すとか）
ps.
（”贅沢な個人的好み”
として）
・・・・・・
なんか脚本の引きが弱いなぁ・・・
と思ってたんですけど、
・・・・・・
えっと・・・
あんまり、タイトルが好きじゃないなぁ、
と思いました。
蒼井優が主人公だとすると、
夫が実は、スパイだった、
（↑ ネタバレ防止の為、この表記）
という所が起承転結の
転だと思うので。
あと、
それに付随して、
もっと仲睦まじいシーンが
欲しいなぁ、と思いました。
で、
スパイと知った後の
葛藤のシーン、
（自分はどうするのか）
迫害のシーン、
（非国民となれば、
どういう差別があるか）
などがもっと欲しいなぁ、と思いました。
（あくまで、
”贅沢な個人的好み”）
ps.
ＮＨＫっぽいなぁ・・・
と何となく感じてたんですが、
他の方の指摘で、
その理由が分かりました。
おそらく、
動線を決められてるんですね・・・
勘弁して欲しいです・・・
（その指示が、
生感や芸術性を低めていると思います）
