共同脚本に【ドライブマイカー】の濱口監督も居て、清作品にしては脚本が良すぎるなと!?
【蛇の道】でいうスナッフフィルムや【cure】でいう邪教のビデオだったり、人間の害悪な部分を見てしまって物語がジェットコースターの様に進んでいくところは流石の清演出だったのだか、史実を少しはらんでいたり聡子と優作のマウントの取り合いの鮮やかさだったり、NHK制作であったり、歴史物ミステリーサスペンスとしてはかなり出来が良いのだが、黒澤清作品とすれば少々物足りない。
8K撮影したというが明暗の階調が平坦でやはり16mで見たかったかな。
【スパイの妻】のタイトルは如何様の意味にとれて秀逸。