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スパイの妻のunbepissedのレビュー・感想・評価

スパイの妻(2020年製作の映画)
4.1
第二次大戦の最中、日本軍の悪行を知ってしまった男とその妻の話。兎にも角にも、役者さんの演技が素晴らしかった。1900年代前半ごろの日本映画風台詞回しだが、嘘くさくなく板についていた。ストーリーも、善と悪や常識と非常識の瓦解と気づき、それによる夫婦関係と意識の変化を、映写機などのキーアイテムを使い映画的に綺麗に紡いであって良かった。観終わってから黒沢清監督、濱口竜介他脚本と知って納得。セットがテレビドラマだがそれは我慢(笑)
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