ヒラリー

スパイの妻のヒラリーのレビュー・感想・評価

スパイの妻(2020年製作の映画)
3.3
監督舞台挨拶回
過去作は勝手にしやがれ!!6本のみ鑑賞、コメディしか見た事なかったから本作は割と普通な感じだった。
貿易商の優作と妻聡子
満州で見た関東軍の非道、記録を日本に持ち帰り世に知らしめようとする優作と甥の文雄
憲兵となった幼馴染の泰治にスパイ容疑から尋問される彼等
敵国に依頼されて日本の情報を持ち出すスパイというより祖国の都合の悪い情報を公表する為に自ら信じた正義を振りかざそうとする男と献身する妻の話だった。
売国奴、スパイの妻、今の生活を捨て、先行き不安な選択をしようとする優作への反発
一人の女として、妻として傍にいたい。
その願望を叶える為に自らの犠牲も厭わない。
先は見えてたけど聡子は信じ続けて愛し続けてたと思うとなんとも…献身的な女っていうのが時代を感じる。
お見事でした!!!!!!!!!!!
なんだろうな、乗り切れない…劇っぽさがあったからか…
舞台挨拶で完全フィクションと聞いていたのも余計さめた目で見てしまった理由の一つかな。
人間の条件とか日本人の忘れ物(これはドキュメンタリーだが)に比べれば物足りない…

舞台挨拶回って上映後じゃないと中身の無い話になっちゃうから本当に面見せってだけな感じ。
ヒラリー

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