ラコちゃんコウちゃん

スネーキーモンキー/蛇拳のラコちゃんコウちゃんのレビュー・感想・評価

スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)
3.0
ジャッキー映画の初期作品を観てみようと思い、手始めに観てみた次第です。
まぁまぁですね。ホント、カンフー一本の映画なんで、ストーリーはどうでもいいですね。
ストーリーは、カンフー道場で雑用係として働いていたが、師範代にいいように扱われ、惨めな生活を送る主人公。そんな時、ある老人を助け、その老人から蛇形拳を伝授され、一躍カンフーの使い手となるというお話。
「ポリス・ストーリー」シリーズや「プロジェクトA」シリーズなどのジャッキーコメディが好きな人は、若干映画の雰囲気が違うので戸惑うと思いますが、これらのシリーズに通じるコミカルさもありますね。
やっぱりカンフーに特化した映画なので、基本的には楽しいですね。
思わず身体を動かしちゃいますね。
ただちょっとアクションがわざとらしいのとカンフーの一つ一つの技を丁寧に見せようとして、ややスピーディさに欠けるというか、まだ洗練されていなかったですね。
ストーリーも、蛇拳という題名でありながら,最後には自ら猫にヒントを得て、猫にちなんだ拳法をあみ出すなど一体どうしたいのか分からない展開でしたね。
まぁこの時代の映画で、ましてやカンフー映画にストーリーを求めたら駄目ですね。
何にも考えずに若かりしジャッキー・チャンの華麗な肉体とアクションを堪能して下さいな。