ぺー

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのぺーのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023)アメリカ/140分
監督 ホアキン・ドス・サントス
   ケンプ・パワーズ
   ジャスティン・K・トンプソン
脚本 フィル・ロード
   クリストファー・ミラー[監督]
   デヴィッド・キャラハム
音楽 ダニエル・ペンバートン
声優 シャメイク・ムーア
   ヘイリー・スタインフェルド
   ブライアン・タイリー・ヘンリー
日本語吹き替え版声優
   小野賢章 悠木碧 宮野真守 関智一

続編を5年間待ってた甲斐のある最強の超大作を観てしまった。いやこれ簡単にアニメと呼べない、もうアニメーション映画の遥か上を行く芸術的=最高の物語で構成されたアクロスザスパイダーバースに思わず感激して至る所で情報量多かったけど俺めちゃくちゃ馬鹿みたいに大興奮してノーウェイホーム以来の喜びをしてしまったし、全シリーズの伏線回収と怒涛のどんでん返しと予想外の衝撃のラストに目が離せなかった。アニメ映画の製作的な意味だと現段階で最高峰すぎる。
2024年に「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」があるのを知っていたがこれ待てないよ。待てるわけないだろ。無理。こんな超気になる終わり方されたらお座りもできなくなる。今んとこもしかしたら今年ベスト。それくらい楽しかったし良かった。
あまりにも超やばい作品。
カノン・イベントがマルチバースのスパイダーマンたちに共通する出来事で、スパイダーマンになった人達の運命でもあり親しい家族や友人が亡くなるという未来にどう立ち向かっていくかが描かれる。
明るいポップで陽気な最高に癖のある面白い内容だけど、テーマ性は結構馬鹿みたいに重すぎる。最初のグウェンの正体が父親にバレたところも、マイルスが両親との時間をあまり過ごしていないところも、今後起きる不穏な展開を予想させるのが上手かった。
んで、ラスト......噛まれたのがアース42の蜘蛛だったからそれに適応してスパイダーマンのいない治安悪すぎアース42に来てしまった......おまけにもう1人のプロウラーマイルスまでも......。
それと、前作でマイルスがベーグルを当てた相手であるスポットがアース42のスパイダーマンになるはずの人物だったんだけど、マルチバース行き来する能力手に入れちゃったから、レゴランド行ったりビックリ。更に驚くことに、映画ヴェノムの実写世界へ。中華のおばちゃん出てきた時ビックリ。しかもスパイダーマン達が集う場所「スパイダー・ソサエティ」で実写のプロウラーも、てかこのプロウラー、ドナルド・グローヴァーだし「ホームカミング」に出てきた人と同じじゃね?
そしてトビーマグワイアとアンドリューガーフィールドの過去の描写まで、サプライズ多すぎて情報量が噴火寸前。
コミック版スパイダーマンが足ツるのオモロいwww
PS4スパイダーマンもしれっといたな。
全体的な感想としては、鬱アニメイッキ見した感じと、「コードギアス」の1期と「シュタインズゲート」12話まで観終わった時の気分とほぼ同じ衝撃でした。
マジで楽しかった。続き、楽しみです。

アクロス・ザ・スパイダーバースの2時間20分という上映時間は、アメリカのアニメーション映画として最長の「コンシューミング・スピリッツ」にとほぼ同じ長さらしく、ディズニー「ファンタジア」2時間6分を超え、83年ぶりに史上最長記録を更新したとのことです。 THE RIVER 参照
アクロスが米アニメーション映画史上最長の上映時間となりました。

2024.1/3
実家で2回目鑑賞。
やっぱめちゃ面白いな!
ぺー

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