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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースの913のレビュー・感想・評価

5.0
「抗え、運命に」

ついに公開!「スパイダーバース」の4年ぶりの新作!!30代になって最初に劇場で観る映画はこれだぁ!今回も色んなスパイダーマッが出てくるがその中でも2099という青いスパイダーマンが今回ついに劇場で動き回ってるのが見れるのがなんか嬉しい。ちなみに声を当てるのは英語はオスカーアイザックで日本語は関智一さん。他にもスパイダーパンクの声が木村昴だったりそれもうジャイアンスネ夫なんよw

マイルズはスパイダーマンとして活動しつつ私生活では両親と反り合わない日々を送っていた。そんな中、別の次元から現れたグウェンと再会し、スパイダーマンのグループでピーターと再会し、グループのリーダー、スパイダーマン2099ことミゲルと出会う。しかしそのタイミングでマイルズは父親に危機が迫っていることが分かり父親の元へ駆けつけようとするとミゲルは時空が歪むと言ってマイルズを捕まえようとするのであった。

めっちゃ面白かった!!マイルズを始め、色んなスパイダーマンたちが目にも止まらぬスピードで縦横無尽に駆け抜けて鮮やかな色、時々画風が変わってたたりノリノリのBGMが流れてめっちゃテンション上がるんだわ〜!!これは劇場で観るべきだな〜!もちろん4DXで!めっちゃグラングランしてたわ!

マイルズを始め、いいキャラしてる面々のコミカルなやり取りからシリアスなやり取りまで感情がアクロスバースしちゃう。マイルズに感情移入しちゃうと他のキャラが全員嫌いになっちゃう。逆に時空を歪めようと勝手な真似をするマイルズに皆苛立ったり、グウェンやピーターみたいに仲間としてなんとかマイルズを止めようという反面マイルズの心情を察したりホントに不思議な感じで、どのキャラを特に見ているか人によってこの作品の見方も変わるからストーリーの練り込みもすごいよなぁと思った。ちなみに俺は友達と観に行ったが俺はマイルズに感情移入しちゃったが、友達はミゲル(2099)たちに感情移入してむしろマイルズに苛立ってたそうなw

登場するキャラもいいキャラしててギターを持ったスパイダーマンのスパイダーパンクが好きだなぁw ちょこちょこ色が変わってるしw どういうことかと言われてもマジでシーンによって明るい色だったり暗い色だったり変わってるんだよなぁw そんでどこか一匹狼感あっていいw あとミゲルもいいね。圧倒的な強者感がある。しかも声が関さんだしなおさら強そうだw と、色んなスパイダーマンが本作に出てくるのだが、ところどころどっかで見たことあるスパイダーマンや、サムライミ版やアメイジング版など過去の映像作品の一場面が流れたりファンサービスがすごい。ああこのスパイダーマン見たことあるってのもあったし。でも見たことあるのもPS4のスパイダーマンのゲームでコスチュームでだからそのスパイダーマンが登場する原作とかは知らんけどw さすがにパンツ一丁のスパイダーマンはいなかったか。あとは東映版よ!!あの方がいないのが悔やまれる!いやいたかも知れんけど見つけられなかった!許せるッ!ていうかレオパルドン出てこいや!そのスパイダーマンだけじゃなく本作の怪人、スポットもなんか憎めないw 悪者なんだけど軽口叩きながらスパイダーマン、てかマイルズと戦って、ところどころドジってるのがいいんよねw

大勢のスパイダーマンに追われるマイルズの逃走劇はそう、まるで...署員全員のボーナスを持ち逃げして署員全員から追われる両津みたいだ。(どんな例え!?)と、まあ印象に残るシーンが多すぎるんだわ!!そんでさぁ、俺これが2部構成になってるとは知らず、この戦いにどう決着つくのか!?と思ってたら終わってしまってふぇっ!?って声出しちゃったよw ワイスピといい前編後編が最近多いなぁ!!続きいつよ!?って思ってたら来年の3月で全米公開だそうな。今年公開せえや!!待てねえって〜!!

神作。
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